金本監督ら80人が星野さんに黙とう 合同自主トレ前に

4日に死去した前監督で、楽天副会長の星野仙一氏をしのび、黙とうする金本監督(写真左から2人目)ら=甲子園室内練習場
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 阪神は8日、新人合同自主トレの開始前に、金本知憲監督(49)ら球団首脳陣、スタッフら約80人が兵庫・西宮市の甲子園室内練習場に集まり、4日に膵臓癌で亡くなった前監督で、楽天副会長の星野仙一氏を追悼し、球場方面に向かって1分間の黙とうをささげた。

 金本監督は星野氏の死去を受けて、6日に「星野さんが監督をやってなかったら、2003年も2005年もまず優勝はなかったと思いますし。そういう意味で僕も2回も優勝させてもらって、本当にいい思いをさせてもらったのは星野さんのおかげだと思ってますし、僕の中では関西の父親代わりみたいな方でしたね」と話し、言葉を詰まらせていた。

 この日からドラフト1位の馬場皐輔投手(22)=仙台大=を筆頭に、計7人の新人選手が合同自主トレをスタートさせた。監督就任3年目の幕開けと共に飛び込んできた悲報。同氏は12月に行われた殿堂入りを祝う会でも、「甲子園で阪神と楽天が日本シリーズをしてくれるのが本当に夢だ。生きてる間にやってほしい。楽天には頑張るように言っている。タイガースも頑張ってほしい」と話していた。その思いに報いるためにも、悲しさを胸に13年ぶりのリーグ優勝を目指して戦っていく。

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