大山、2年目の進化誓った 成長がV直結!「全部の面で貢献したい」

 黙々とランニングする大山
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 阪神の大山悠輔内野手(23)が7日、今年の抱負を「進」の漢字一字に込めた。この日は兵庫県西宮市内の鳴尾浜球場で自主トレを公開。ランニングやティー打撃など、約2時間の練習で汗を流した。新たな年の幕開けに「もう一回、しっかりリセットする気持ちで」と気を引き締める。全ての面でレベルアップを図っていくと誓った。

 神に誓った。2年目の進化-。大山が2018年の幕開けに、また一つ表情を引き締めた。「(初詣では)しっかり1年頑張りますということを、お願いというか、自分でそう言い聞かせるようにしました」。年末年始を地元・茨城で過ごし、再び戦いの地へ戻った。

 ゆっくりでもいい。それでも前へと歩を進める。後輩も入寮し、1年前のドラ1は先輩になった。「昨年以上にしっかりやらないといけない。気持ちをより入れてやっていかないといけない」。簡単なことではないだろう。それでも、屈するわけにはいかない。

 ルーキーイヤーは、無我夢中だった。初安打が初本塁打になる衝撃的デビューを果たすと、53年ぶりの新人4番に大抜てき。4番弾を放つなど、存在感は光っていた。CSファーストSでは、CS史上初の新人による1試合4安打。球史に名を刻んだ。それでも2年目に突入すれば、過去の成績は関係ない。

 「(変わったところは)たくさんあると思いますけど、 元に戻さないといけないところもあると思いますし。そこは1年前の入寮したときの気持ちをもう一度思い出すというか、あそこに戻る意味も込めて、もう一回しっかりリセットしてやっていきたい」

 活躍に願いを込めて、今年の漢字一文字を進化の『進』とした。「全部です。これだけというのではなくて、全部の面で貢献したいと思っているので。すべての面でしっかりやりたいと思います」

 打率、打点、本塁打…。求められるのは、これらに加えて守備、走塁も含まれる。チームへの貢献の形はさまざまだが、あらゆる部分でのレベルアップを誓った大山。精進を重ね、チームを優勝へと押し上げる推進力となる。そんな2年目が幕を開けた。

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