坂井オーナー、来年の一字は「腕」 金本監督の手“腕” 藤浪の剛“腕”復活など
阪神電鉄本社が29日、年内の仕事納めを行い、坂井信也オーナー(69)が恒例となった来年の一字を発表した。虎の総帥が掲げたのは「腕」。そこにはチームの躍進と、次代のエースとして期待する藤浪復活への思いが込められていた。
「来年は『腕』という文字ですね」と笑顔で明かした坂井オーナー。そのココロは-。「金本監督の手“腕”に期待するというのと、若手選手が“腕”を磨いて実力を伸ばしてほしい。あと藤浪君の剛“腕”が復活してもらいたいというのですね」と明かす。
もちろんこれだけにかかわらず「呼び方も“わん”と呼びますから、ナンバーワンを目指してほしいのと、来年は戌(いぬ)年ですから。ワンとほえることにもかけられます」と一字に込められた思いと想像は、常人では考えられないほどの域!?に達している。
来季は金本監督体制3年目。「ロサリオが頑張ってくれたら一定の戦いはできると思うんやけど、油断してはいけないのは監督も十分、分かっていると思います」と総帥は表情を引き締める。ただロサリオがしっかりと4番の責務を果たし、藤浪が復活、そして若手が確実に力を伸ばしていけば-。プロ野球界のナンバーワンになる可能性は、十分に秘めている。
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