掛布2軍監督“不用意”岩貞に怒り 1球を叱責「1軍ではそれで終わる」

 「ウエスタン、中日4-2阪神」(19日、ナゴヤ球場)

 「この1球」が試合の勝敗を分ける。阪神・掛布雅之2軍監督(62)が先発した岩貞祐太投手(26)に厳しい評価を下した。3回3安打2失点。ピンチの場面で投じた1球について「1軍ではそれで終わってしまう」と戒めの言葉を口にした。

 二回だ。際どい判定に思わず顔をゆがめる岩貞。先頭打者をストレートの四球で歩かせると、1死から二塁打を浴びて二、三塁のピンチを招いた。迎えるは8番の育成・ウルヘエス。空振りが多いタイプの外国人だ。

 フルカウントからの6球目。浮いたスライダーを捉えられ、左前2点適時打とされた。「あそこでボール球を投げて、振らせるくらいの精度がないと」と掛布2軍監督。一塁は空いていた。変化球の見極めが苦手な打者に対して、あまりにも不用意な1球だった。

 岩貞も「あそこで空を切らせるのか、打たせて取るのかを明確にしないといけない」と反省した。今後、能見に次ぐ左腕として岩貞の力が必要だ。この失敗を必ず糧としなければならない。

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