メンドーサ、CSテス投 18日先発、対広島「見たくて」と香田コーチ

 阪神のルイス・メンドーサ投手(33)が、18日の広島戦(甲子園)に先発する。香田勲男投手コーチ(52)は17日、ポストシーズンでの対戦に備え、助っ人の状態を把握しておきたい考えを示した。

 運命のいたずらか。広島の連覇決定がかかった大一番は、甲子園に舞台を移した。負ければ目の前で胴上げが始まる。香田コーチは言った。「阻止だね、阻止しよう。みんなで」。先発はメンドーサに託す。相性に加えて、ポストシーズンをにらんだ起用だ。

 「メンドーサが広島に対して、どういう投球を見せてくれるのか。それが見たくて、あした行ってもらうのでね。何とか彼に頑張ってもらいたいです」

 日本ハムに在籍していた昨季、日本シリーズ第5戦に登板。先発の加藤が1回1/3でKOされる中、二回1死満塁の大ピンチで登板し、5回2/3を1安打無失点。逆転勝利を呼ぶ快投で王手を掛けて、第6戦での日本一決定へ導いた。広島相手の“再現星”ならCSでの先発へグッと近づく。

 現状、CSの登板が固まっているのは秋山、能見の2人。メッセンジャーは右足の回復次第で、残る1、2枠の争いになる。メンドーサは前回10日のDeNA戦では、5回を投げて6安打3失点。移籍2度目の登板で初勝利はならなかった。

 この日、キャッチボールや、バント練習などで調整した右腕は「投げろと言われたところで頑張りたいね」。首位チーム相手に快投を見せ、ポストシーズンでの登板につなげる。

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