岩貞、またも広島戦勝てず「粘りが足りなかった」 今季4度目の対戦もKO

4回広島、広島・会沢に適時打を打たれ肩を落とす阪神・岩貞=マツダスタジアム(撮影・高部洋祐)
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 「広島-阪神」(1日、マツダスタジアム)

 阪神の先発・岩貞は4回を投げて4安打4失点でKO。4四死球と制球にも苦しみ、またも広島に勝てなかった。

 初回、先頭の田中にフルカウントまで粘られ8球目、カットボールが低めに外れた。菊池に犠打を決められると、丸にもフルカウントから四球を与えた。リズムが悪く、続く4番・鈴木に高めに甘く入ったカットボールを狙われ、中前適時打でまずは1点を失った。

 さらに松山の左飛を挟んで2死一、二塁。エルドレッドにはフルカウントから6球目、チェンジアップが高く浮いた。左中間を破られ、2者が生還。いきなり3点を失った。

 さらに四回、先頭の松山に中前打を浴びると、続くエルドレッドに死球を与えて無死一、二塁。安部の遊ゴロを挟んで一、三塁から、会沢に左前適時打を浴びた。三回には菊池、丸、鈴木から3者連続三振を奪うなど、二回以降は立ち直ったかに見えたが、無念の85球降板となった。

 「(初回の3失点に)走者をためたところを痛打されてしまいました。勝負どころの粘りが足りなかったと思います」。今季、試合前まで広島戦の成績は、3度の先発で0勝2敗で防御率10・50。昨季も6試合の登板で0勝4敗など、まだ同戦での勝ち星がなかった。またしても広島打線を封じることができなかった。

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