先発の岩貞、いきなり3失点

力投する阪神・岩貞=マツダスタジアム(撮影・高部洋祐)
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 「広島-阪神」(1日、マツダスタジアム)

 阪神は初回、いきなり3点の先制を許した。岩貞が先頭四球など制球が定まらず、2安打、2四球で3失点。序盤に大きなビハインドを許した。

 この回、先頭の田中にフルカウントまで粘られ8球目、カットボールが低めに外れた。菊池に犠打を決められると、丸にもフルカウントから四球を与えた。続く4番・鈴木との対戦。1ボールから2球目、高めに甘く入ったカットボールを狙われた。

 中前適時打で1点を失うと、松山の左飛を挟んで2死一、二塁で、エルドレッドだった。 フルカウントから6球目、チェンジアップが高く浮いた。左中間を破られ、2者が生還。岩貞も思わず天を仰いだ。

 今季、ここまで広島戦は3度の先発で0勝2敗で防御率10・50の成績。昨季も6試合の登板で0勝4敗など、まだ同戦での勝ち星がない。“初勝利”を狙うマウンドだが、初回に大きくつまずいた。

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