桑原さすがの2回0封 早め六回から登場で嫌な流れをストップ!

 「阪神7-6巨人」(9日、甲子園球場)

 最後は阪神・ドリスが3点差を追い付かれたものの、そこまでは狙い通りの継投がはまっていた。悪い流れを断ち切ったのは、2番手の桑原だった。任された2イニングを無失点で応えて見せた。

 出番は6-3の六回からだ。巨人のクリーンアップを前にしても、動じることはない。先頭の坂本勇を中飛に仕留め、村田に中前打を許しながらも、続くマギーから空振り三振を奪う。四球を挟んで2死一、二塁となったが、最後は中井を二ゴロに打ち取った。

 続く七回は無安打の投球を展開。2死後の長野への初球が頭部付近に抜けたものの、空振り三振で切り抜けて仕事を果たした。「結果的に抑えられたが、余計な四球もあった。長野さんのインコースにしても、厳しいところに投げるつもりが抜けてしまった」。試合後は反省を口にしたが、これで自身17試合連続無失点。ベンチの期待を裏切らなかった。

 金本監督は、桑原の六回からの投入の意図を「打順が上位だったし(点を)取った後だったので、同じことの繰り返しだと雰囲気も悪くなるので、その流れを変えようと」と説明。先発の岩貞は四回、五回と打線の得点直後に失点。その流れを食い止めるべく送り込まれた右腕が、狙い通りに「0」を並べ、勝利に貢献した。

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