梅野 先制犠飛も「反省しないといけない」 リード守れず…リードに悔い

 「DeNA4-1阪神」(5日、横浜スタジアム)

 自身の仕事を冷静に判断し、実行する。先取点が欲しい場面で、阪神・梅野が及第点の結果を出した。敵のドラ1ルーキー・浜口から先制の中犠飛。「後ろが投手だと分かっていたので、最低限の仕事ができて良かったです」と振り返った。

 0-0の二回。先頭の高山が二塁内野安打で出塁し、続く大和は四球。新人左腕の暴投も絡み、無死一、三塁の絶好機を迎えた。そして、1ボールからの2球目。145キロ直球を振り抜き、中堅まで運ぶ。三走・高山が先制のホームを踏み、梅野は胸を張った。

 6月14日・西武戦(甲子園)以来、出場12試合ぶりの打点。「高山が足でチャンスをつくってくれたので、外野フライでも1点という楽な気持ちで打席に入ることができました」。女房役として、メッセンジャーを援護できたこともうれしい。しかし、リードを守ることはできなかった。

 四回に梶谷の2点適時二塁打で逆転を許すと、五回は石川に一発を浴びた。「カウントを悪くしたり、投手に四球を出したりしたことは反省しないといけない」。バッテリーの課題を感じ、試合後は敗戦の責任を負った。

 次戦こそ、勝利に導く働きをしたい。梅野に求められるものは、そこだ。

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