阪神・藤浪 2軍戦で危険球退場に「フォーム的におかしい」
「ウエスタン、中日7-4阪神」(2日、ナゴヤ球場)
2軍調整中の藤浪が先発し、五回に危険球で退場した。
先頭の7番・石岡に遊撃への内野安打を許し、8番・杉山へ投じた2球目が頭上付近をかすめる暴投となった。無死二塁となったところで杉山へ中前適時打をくらい、なおも無死一塁。ここで9番・石垣に投じた5球目144キロの直球が頭部を直撃した。
石垣は片膝をついてその場にうずくまり、藤浪は帽子を取ってマウンドでぼうぜんと立ち尽くすしかなかった。石垣はそのまま代走を送られ交代。藤浪もベンチへ退いた。
「メンタルどうこうより、フォーム的におかしくなったところを自分で直せないことが第一。フォームを見失ってバランスが取れず当ててしまいました」と藤浪。最終的には5回7安打5失点(自責7)、7四死球で悔しい途中降板となった。