阪神・青柳は5回1失点 勝ち投手権利つかんで、高橋へ交代
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「交流戦、ソフトバンク-阪神」(10日、ヤフオクドーム)
阪神の青柳晃洋投手が5回1失点で、勝利投手の権利を得て降板した。
強力なソフトバンク打線を相手に好投をみせた。立ち上がりから制球に乱れはなく、打たせて取る投球を披露。失点は4-0の五回に2死一、二塁から許した川崎の適時右前打による1点のみ。四球も1つとリズムよく投げた。
失点した五回に時折抜けたボールがあるなど、疲れが見え始めていた。85球と球数的には余裕があったが、金本監督は早めの決断を下した。
4-1の六回からは2番手・高橋が登板。走者1人を出したが、柳田から3球三振を奪うなど、しっかりと無失点でつないだ。
青柳は「2回に4点の援護をもらえたことが自分の中では大きかったです。バッター勝負で集中できましたし、ストライクゾーンへ投げることができたので、フォアボールも少なく済んだと思います。援護点を取ってくれた野手のみなさんに感謝です」と振り返った。