阪神キャンベル、ファンサービスは不発 スタンドに投げ入れたが…
「阪神-DeNA」(26日、甲子園球場)
阪神のエリック・キャンベル内野手が行ったファンサービスが、“不発”に終わった。
三回の守備。1死一塁の場面でDeNA・梶谷の放った打球は三塁アルプス方向へ。キャンベルは必死に追ったが届かず、ワンバウンドした球を拾い上げ、プレゼントしようと客席に投げ入れた。
スッと軽く投げ入れたボールはスタンドにいる球場係員の目の前に。係員が見事にキャッチし、すぐに左翼ファウルゾーンで待機するボールボーイへフェンス越しに返却された。
25日・巨人戦から「鼻骨骨折」でベンチスタートとなっている鳥谷に代わり、三塁に入るキャンベル。来日初本塁打を放つなど、活躍をみせた。この日も「5番・三塁」で先発出場。ファンを大切にする助っ人だが、その思いは届かなかった。