能見、またも勝てず 6回2失点も1点ビハインドで降板

3回巨人、巨人・坂本勇人に逆転の2点適時打を打たれ、巨人・中井大介(左)の生還を許す阪神・能見篤史=東京ドーム(撮影・高部洋祐)
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 「巨人-阪神」(22日、東京ドーム)

 阪神の先発・能見が6回2失点で降板した。巨人打線をわずか2安打に抑えながらも、援護に恵まれず、1点のリードを許したまま、藤川にマウンドを譲った。

 能見は110キロ台のカーブを有効に使い、的を絞らせない投球を披露。1-0の三回に自身の守備でのミスなどで1死二、三塁のピンチを招き、3番・坂本に中前への2点適時打を浴びて逆転を許した。

 ベテランらしい投球術でゲームを作ったが4試合目の先発でも今季初白星をつかむことはできなかった。「失点してしまった3回。自分のミスから始まってしまい、なんとか抑えようという気持ちが、力みにつながってしまった部分がありました。それ以降は低めに丁寧に投げる事で、最低限ですが6イニング投げる事ができました」と振り返った。

 1-2のまま進んだ七回からは藤川が登板。4月15日・広島戦(甲子園)以来となるマウンドに上がったが、立岡にタイムリーを許して、その差は2点に広がった。

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