ドラ5糸原“同級生守護神撃ち”口火打 将の期待に「応えてくれた」
「DeNA1-4阪神」(13日、横浜スタジアム)
鮮やかな流し打ちが勝利の起点となった。ライバルにお見舞いした一打。阪神のドラフト5位・糸原健斗内野手(24)=JX-ENEOS=が山崎康を打ち砕き、3連勝を呼び込んだ。
同点の九回先頭。北條の代打で登場し、135キロの変化球を左前に運んだ。「今の北條の状態では厳しいかなというのがあって。糸原も応えてくれて」と金本監督。犠打などで三塁に進み、高山の右前適時打で決勝のホームを駆け抜けた。
同級生で亜大出身の敵の守護神とは明大時代に対戦経験はあったが「そんなに打った印象はないですね」という。それでもプロでの初対決でリベンジを果たした。「打って出ることができて、勝ちにつながる仕事ができて良かったです」。2日の広島戦で放ったプロ初安打とは違う感慨がこみ上げた。