青柳“将の激辛エール”響いた 次回登板で左打者内角攻める

 阪神・青柳晃洋投手(23)が16日、金本監督から「激辛エール」を送られた。15日の教育リーグ・中日戦(ナゴヤ)では、5回6失点の大乱調。指揮官からの強烈な“いじり”を糧に、次回登板で猛アピールを試みる。

 鳴尾浜で行われた全体練習中、心に響くエールが届いた。厳しい指摘は、前日の投球を大反省していた右腕の考えとも一致。同じ失敗を繰り返さないことを力強く誓った。

 「『左打者の内角にいけなかったんだろ?』と。『今のお前の球は俺でも打てる。笑いながら、目をつぶってでも打てる』と言われました。次はしっかり攻めたいと思います」

 新球カーブと同様、左打者への内角攻めは昨年からの課題の一つ。青柳は「結果を出さないといけませんね」と表情を引き締めた。

 香田投手コーチは、右腕の次回1軍登板を明言した。昨季4勝からのステップアップが期待される17年シーズン。課題をクリアし、まずは開幕ローテ入りを確実なものにする。

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