糸井「ボルト化」トレ 秋本氏から伝授、昨季53盗塁超えへ腸腰筋鍛える!
「阪神春季キャンプ」(4日、宜野座)
人類最速男への挑戦だ!阪神・糸井嘉男外野手(35)が4日、元陸上選手で臨時コーチの秋本真吾氏(34)から「ボルト化」への練習法を伝授された。ポイントは腸腰筋を鍛え上げ、足のスイングスピードを上げること。昨季53盗塁の“超人”が、さらに進化する。
完全復活を目指す糸井に、新たなエッセンスが注入された。右膝関節炎のため、別メニュー調整を行っていた宜野座ドーム。200メートル障害のアジア最高記録を持つ秋本氏から、新たなトレーニング法を伝えられた。
横に並べられたハードルを片足ずつまたいでいく。股関節周りの腸腰筋の肥大化を目的としたもので、関節の動きをよりスムーズにする屈曲と伸展を促す運動の一つだ。秋本氏は腸腰筋について「黒人選手は、日本人と比べて3倍以上太くて長いと言われている特殊な筋肉」と説明する。
糸井にとっては比較的弱い部分だという。鍛えれば踏み出す足のスピードが速くなり、ストライドを広げる効果も期待できる。世界を舞台に戦う陸上選手の多くは、この部位が特に優れている。
「ボルト選手とか、速い選手は特にそうなんですけど。大腰筋(腸腰筋)は、大きければ大きいほどいいんです。大事な場所で、走りにも必ず生きます」
指導された糸井は「オリックスのときも見てもらったので。(この日は)違うトレーニングを教えてもらいました」と目を輝かせた。オリックス時の2013年のシーズン中にも教えを受けたが、当時は足の回転など技術的な部分だった。それが盗塁王を獲得した昨季の下支えとなったのは言うまでもないが、今回はそれを超える新たな挑戦を促された形だ。
今は患部の完全治癒が最優先。この日は約50メートルの距離でキャッチボールを行い、ティー打撃はメディシンボールに座りながらを含め253スイング。「徐々にね」と前向きにリハビリに励んでいる。
金本監督は「ウソ~(笑)。あれ以上速くなるの?速くなってくれたらいいけど」と期待する。完全復活できればボルト級も夢ではない。“超人”には、その可能性がある。
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