ドラ1大山足も速い!秋本臨時コーチ太鼓判「陸上選手に近い走り」
阪神のドラフト1位・大山悠輔内野手(22)=白鴎大=が20日、臨時コーチで元陸上選手の秋本真吾氏(34)から走力面で太鼓判を押された。19日は金本監督から打撃センスを、この日は走りのスペシャリストから「才能を持った選手」と評価された。
鳴尾浜で守備、打撃練習を一通り終えた大山が、他の新人7選手とともにグラウンドに集合。秋本氏の約2時間に及ぶ熱血指導を受けた。
中でも秋本氏の印象に残ったのはドラ1ルーキーだった。塁間(約27メートル)より長い30メートル走は4秒2を計測し、糸原の4秒1に次ぐ好タイム。右打者の場合、一塁到達タイムは4秒を切れば速いとされるが、秋本氏は「(4秒切りは)全然いける」と大山のさらなる走力向上への手応えを口にした。
同氏から「陸上選手に近い走り」とまで表現された大山は「まだ少しですけど(走りが)変わってきた」。専門家の教えを自分の中でうまく消化できていると実感している。
大山が常々、口にするのは「走攻守、全部の部分でチームに貢献したい」。目指すは3拍子そろったプレーヤー。これまでの合同自主トレでも評価されていた打撃と守備に加えて、「走」の素質も認められた。