新守護神候補メンデス2月中旬にも実戦デビュー 香田コーチ「見極めたい」

 阪神の新外国人ロマン・メンデス投手(26)=前レッドソックス傘下3A=が、早ければ2月中旬にも初実戦に臨むことが20日、分かった。助っ人としては早めだが、力量を測る上で双方に効果的。キャンプ序盤にも新戦力がベールを脱ぐ。

 直球の最速は159キロを誇り、メジャー通算45試合に登板した。来日間近の新助っ人。「2月1日にどういう状況で来るかだけどね」。香田投手コーチは前置きした上で、今後のプランの一端を明かした。見据えるのはキャンプ序盤での実戦登板。新たな守護神候補に寄せる期待は高い。

 「早めに投げられるのであれば、そういう機会を作っていこうと思う。こちらとしても見極めたいというのもあるし、メンデスにも(日本野球に)慣れてほしいのもあるから」

 昨季、固まらなかった終盤の形。マテオや藤川、岩崎らと方程式の一角を争っていく。早期の実戦登板はチームとして、早めに力量を計算できるメリットがある。メンデスにとっても外国人投手が指摘されがちなクイック、セットポジションへの対応や、マウンドや日本人打者の反応などを、早い段階で実感できる。

 メンデスは昨年10月下旬からドミニカ共和国のウインターリーグに参加していたが、故障を防ぐため同11月末の契約前に出場を中止している。その後は渉外担当が定期的に状態をチェック。球団関係者も「調整は順調なようだ」と報告を受けており、故障や激太りの不安はなさそうだ。金本監督が早くから欲した重要ピース。キャンプ序盤の実戦登板で、チームの終盤を担う。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

タイガース最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(タイガース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス