横山「雄星流フォーム」習得へ かつて「菊池2世」と呼ばれた男が変貌遂げる

 阪神の横山雄哉投手(22)が24日、股関節を鍛え、「雄星フォーム」習得に励んでいることを明かした。「菊池さんの動画を見て、しっかり股関節がハマってるなと思った。年明けから本格的に投げて、キャッチボールから作り直したい」。今季12勝を挙げた西武の左腕・菊池の下半身の使い方をお手本に、来季の飛躍につなげる。

 既に今オフの台湾で行われたアジア・ウインターリーグでも試した。右足を上げた時、お尻から前に体重移動をするイメージ。いい時は、右足にしっかり力が伝わっているのを感じる。「もともとあんまり股関節とか意識していなかった。下半身始動でその投げ方で投げた方が楽。意識するだけで全然違う」。確かな手応えを得た。

 鍛え方は同リーグで帯同していたソフトバンク・川村トレーナーに相談。「(股関節のトレーニングは)先発で回る間にしっかりやってきた。内容も濃くて、ソフトバンクの投手陣もやっているみたい」と帰国後も継続して取り組んでいる。

 新フォームを実現させるには筋力と柔軟性が必要。「一人でもやれるので。トレーニングを中心にやっていく」。同じ東北出身で「菊池2世」と呼ばれていた男。来季に向けて、変貌を遂げる。

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