横山“岩貞ロード”に「乗れるように」 アジアウインターLへ出発
阪神・横山雄哉投手(22)が23日、アジアウインターリーグに出場するため、関西国際空港から台湾へ向けて出発した。尊敬する岩貞が昨年の同リーグで結果を残したことについて「僕もその流れに乗れるようにしたい」と先輩同様、圧倒的な活躍を飾ることを誓った。
教育リーグとはいえ、手を抜く気はさらさらない。横山は「先発で3試合を予定しています。試合日程も決まっているので、その中でしっかり調整して投げていきたい」と、公式戦さながらの準備をしていく。そのギラギラした目線の先には、先輩が作った“道”がある。
岩貞は昨年、同リーグで5試合に登板して2勝0敗、防御率0・53。力を見せつけ、今季の飛躍につなげた。その「岩貞ロード」に乗っかり、自身も来シーズンに結果を残したい。その強い気持ちが横山を突き動かしている。「(今回は)真っすぐで押していきたい。真っすぐを投げ切ることをやっていきたい」と話した背番号15。異国の地で目いっぱい腕を振る。