荒木、虎の鈴木尚広になる！「走ることは僕の中で一番」
「虎の鈴木尚広」になる！阪神の荒木郁也内野手（２８）が１９日、大阪府泉大津市内の「ワークショップかりん」を訪問し、持ち味の走力を磨いてレギュラー奪取を目指すことを誓った。「走ることは僕の中で一番大事。レギュラー？もちろん一番上を目指したいので、そういう気持ちでいる」と、脚力を生かしてスタメンに名を連ねる覚悟を示した。
過去に盗塁を９度企図し、失敗は１度だけ。高い成功率を収めている。来季はさらに仕掛ける回数も増やしていくつもりだ。「なるべく失敗はしないように。厳しい場面でその人にしか味わえない緊張感を感じることもできる」。ベースランニングはチームトップクラス。今季限りで引退した巨人・鈴木のように、まずは「足のスペシャリスト」として猛アピールする。
今季は自身最多の４６試合に出場。本職は二塁だが、投手と捕手以外のどこでもこなせるユーティリティープレーヤー。「内野で勝負というのはあるけど、どうなるか分からない。やれることはやって臨みたい」と意気込んだ。
既に競争は始まっている。「レギュラーではないので、可能性に向けてしっかりやるだけ」と、ウエートを中心に地元・東京で調整を進めていく。自慢の足を飛躍の足がかりにする。
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