阪神、後半戦初勝利 鳥谷スタメン落ちも今季初の先発全員安打

6回、鳥谷は二塁へ適時内野安打を放つ
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 「広島5-8阪神」(24日、マツダスタジアム)

 阪神が、今季初の先発全員安打の15安打で8点を奪い、逆転勝ちした。後半戦初勝利で、連敗を5で止めた。また広島戦の連敗も9で止めた。

 4-5で迎えた六回、2死満塁から原口がワンバウンドで三塁手の頭上を越える左前2点適時打を放って逆転。再び満塁とすると、5年ぶりにスタメンを外れた鳥谷が代打で出場し、二塁への適時内野安打。この回3点目を奪った。八回には1死満塁から鳥谷の押し出し死球で1点を追加した。

 鳥谷が5年ぶりにスタメンを外れて連続試合フルイニング出場は667試合で途切れた。しかし組み替えた打線が機能。チーム8得点は、5月25日のヤクルト戦(神宮)で8点を奪って以来、44試合ぶりとなった。

 本塁打、逆転打を含む3安打3打点の原口は、ヒーローインタビューで「どの試合も選手、スタッフも必死にやっているんで、こういう全員で勝った試合を続けていけるように、やっていきたいと思います。(広島戦の連敗を9で止めたが)負けてばかりじゃ悔しいんで、そういう気持ちが全員で出せたことがよかった」と語った。

 広島は連勝が2で止まった。12安打で5点を奪ったが、投手陣が踏ん張れなかった。

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