サターまたぎOK!中継ぎ適性アピール
「ウエスタン、オリックス4-8阪神」(3日、高槻萩谷バファローズ球場)
阪神のコーディ・サターホワイト投手が八回2死から登板。来日後初のイニングまたぎとなる1回1/3を投げ、1安打無失点に抑えた。先発・守屋が四回で降板したことで予定より早く出番が回ってきたが「問題ないよ」と笑顔をのぞかせた。
八回2死走者なしから斎藤俊に四球を与え、暴投で得点圏に進まれたが、続く吉田雄を二ゴロに仕留めて切り抜けた。九回は代打・赤松に右前へ運ばれたが、ブランコから空振り三振を奪うなど、難なくゲームを締めた。
「ストライクゾーンを見つけるのに、3人かかった。マウンドに早く慣れるのが大事」。反省を忘れない背番号75。それでも決め球のスプリットは「こっち(日本)に来て特にいい落ちになっている」と手応えを感じている。久保2軍投手チーフコーチも「安定して投げられている」と評価した。
次回登板は5日からのウエスタン・中日3連戦(ナゴヤ)。今後は連投、さらには厳しい状況での投球が試される見込み。対応力を高め、セットアッパーとしての適性をアピールしていく。
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