サターホワイト28日2軍戦で初実戦

 阪神の新外国人、コーディ・サターホワイト投手(29)=前エンゼルス傘下3Aソルトレーク=が、早ければ28日の箕島球友会との2軍練習試合(鳴尾浜)で実戦デビューする見通しであることが21日、わかった。この日は鳴尾浜の2軍残留練習に参加し、キャッチボールなどで調整。最速154キロ右腕が、ついにベールを脱ぐ。

 梅雨空の鳴尾浜で、サターホワイトが精力的に汗を流した。デビュー戦は最速で28日、同球場で行う箕島球友会との2軍練習試合。就労ビザを取得次第、即実戦登板へ向かう臨戦態勢は整っている。

 この日は約60メートルの距離でキャッチボールを行い、そのまま間を詰めて横川ブルペン捕手相手に“仮想ピッチング”を披露。力強い真っすぐ、大きく曲がる変化球の感覚を確かめながら投じた。22日には来日後2度目のブルペン投球を行い、右腕を少しずつ実戦モードへと近づけていく。

 高橋2軍投手コーチは「いきなりの実戦はないと思います。そこまで早く(就労)ビザも取れないだろうし、段階を踏んでやっていきます」と説明。今週末にはフリー打撃かシート打撃に登板して打者との感覚を確認。状態に問題がなければ、28日の練習試合へと歩みを進める。

 その後、7月1日からのウエスタン・オリックス3連戦(舞洲、高槻)で公式戦のマウンドに上がる方向。結果次第では、5日・巨人戦(東京ドーム)での1軍デビューも夢ではない。高橋コーチが「マテオ、ドリスとは違う、重いボールを投げる。今までの外国人の中で一番きれいな球」と評する真っすぐを主体に、本当の戦いへと身を投じていく。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

タイガース最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(タイガース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス