原口 重盗やられた…でも2度二盗阻止
「阪神2-3DeNA」(30日、甲子園球場)
阪神・原口が一瞬の隙を突かれた。四回1死一、二塁、4番ロペスへの初球に重盗を仕掛けられた。「マークが薄かったのかな。カーブだったので(捕球)体勢が良くなかった」と原口。二塁送球は間に合わず二、三塁となり、2球目を左犠飛とされ先制を許した。
この回だけで3盗塁を決められたが「それでも何とか1点で粘れたのはよかった」と最少失点で食い止めた。六回は石川、八回は関根の二盗を阻止し「それはよかった」と前向きにとらえた。
前夜に続き、これがプロ2度目の先発マスク。藤川とのバッテリーも「緩急を使おうと思いました。いい真っすぐを使って、変化球も使えたのがよかった」と自信をもってリードした。4月27日の支配下再登録からまだ4日。原口の存在感が日に日に増している。