虎対セ無敗締め 本番モードで前哨戦快勝
「オープン戦、中日4-6阪神」(18日、ナゴヤドーム)
本番を想定した阪神の攻撃が鮮やかに決まった。同点の九回に、野手ではチーム初となる犠打から勝ち越しに成功だ。開幕戦の前哨戦であり、セ・リーグの球団とのオープン戦最後の一戦を白星でフィニッシュ。金本監督の表情にも笑みが浮かんだ。
「(オープン戦のセ・リーグとの対戦は)俺の印象では引き分けばっかりという印象があるんだけど。何勝何敗かも知らないし。(4勝1分けと聞かされ)そうなんだ、まあ、悪いことじゃないしね」
狙い通りだった。九回無死一塁で、五回に右前打を記録していた上本が打席へ。「この時期にきたしね。(試合の)終盤だし」。序盤であれば打たせるようなケースでも、1点を取りにいく犠打のサイン。2球目に試みたバントが祖父江の失策も誘って無死二、三塁(記録は犠打失策)に。続く代打・狩野の適時打で勝ち越した。
「(開幕の相手の意識は)多少はあったね。そうは言っても、中日に開幕というより、セ・リーグというのでね。昨日のヤクルトといい」と金本監督。セ・リーグでは広島との対戦がないものの、これで4勝1分けと負けなし。若手を積極的に起用し、打順も試しながらの結果。「超変革」の金本阪神を、十分に印象付けてきている。
チームとしては、これでオープン戦12戦連続本塁打なしに。65年以降では12球団で最長のものとなったが、打線のつながりはある。この日も12安打で6得点。チーム状態が悪いわけではない。オープン戦の残り3試合も、まだテストは続く。
「(2番は横田で決まりではなく)まだ西岡、鳥谷っていうのもあるし。これは分からないね、どうなるのか。最後の最後まで、いい意味で悩ませてほしい」。開幕にこだわりはなくても、1週間後の竜倒での白星発進に向け、弾みは付いた。
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