ドラ3竹安ドラ4望月が藤浪に弟子入り
阪神ドラフト3位・竹安大知投手(21)=熊本ゴールデンラークス=と同4位・望月惇志投手(18)=横浜創学館=が10日、鳴尾浜で藤浪と初対面した。年齢が近い2人は同じ右腕から活躍のヒントを聞き出すつもりだ。
「変化球は十人十色ですが、自分の中にない感覚を教えてもらって学ぶことは多い。そういうところを聞けたらいいと思います」
同級生竹安は変化球談議を心待ちにした。藤浪の決め球・カットボールに興味津々で、「自分はバッターの手元で曲がる変化球を持っていないので、増やしていきたい」と習得に意欲を燃やした。
年齢が3つ下の望月は藤浪の直球に狙いを定める。「今のままでは通用しないと思うので、2ランクぐらいレベルを上げたい。話しづらそうではなかったので、少しずつ話せたらいいと思います」。投手陣で唯一の後輩という特権を、最大限に生かすつもりだ。
当の藤浪は「今まではピッチャーの後輩や同級生がいなかったのでうれしい」と2人の加入を歓迎。「分からないことがあれば聞いてもらえればいい」とサポートを約束した。