左太もも裏肉離れからの復活を目指す阪神・上本博紀内野手（２９）の実戦復帰が、５日のみやざきフェニックス・リーグのＤｅＮＡ戦（ＳＯＫＫＥＮ）に決まった。３日、古屋２軍監督が明言した。２打席の予定で二塁の守備にも就く。１軍復帰へ、視界は良好だ。

　この日、鳴尾浜での２軍全体練習を終え、上本は自身の荷物を「宮崎行き」のトラックへ詰め込んだ。「本人が『いける』と言っている。まずはそこ（実戦）をクリアできるかどうか。あとは１軍の判断だな」と古屋監督。試合数を重ね、実戦勘を取り戻していく。

　チームも自身も順調なら、１０日の巨人とのＣＳファーストＳ（東京ドーム）に間に合う見通し。南国・宮崎で完全復活を遂げ、日本一を目指すチームの力となる。