ハマスタの呪い…メッセ8戦白星なし
「DeNA3-2阪神」(18日、横浜スタジアム)
またも勝利を手放した。五回まで2安打無失点と好投していた阪神先発のメッセンジャーが、六回に相手中軸に沈められた。横浜スタジアムでは2013年4月26日の勝利を最後に8試合連続で白星から見放されており、5年連続2桁勝利も持ち越しとなった。
突然の暗転劇だ。1-0の六回。先頭の梶谷に左翼線二塁打を打たれると、続く筒香には高めのボール球を強引にはじき返され、同点の右中間適時二塁打。さらに「自分のミス」と暴投で三塁へ進まれ、ロペスの右犠飛で勝ち越しを許した。
打席での勝負手も決まらなかった。四回無死一、二塁で、2球目に「(一塁の)ロペスがチャージしてきた」と、自らの判断でバスターに変更。しかし空振りし、カウント0-2。再びバントを試みるがファウルとなり、走者を進めることすらできなかった。
終わってみれば6回4安打、4四球で2失点。鬼門突破とはならず、チームも12連戦の初戦を落とした。
それでも「粘って投げることができた。次につながると思う」とこの日の投球をプラスに捉えた。次回登板は中4日で23日・巨人戦(東京ドーム)が濃厚。さらにその後、再び中4日で28日・巨人戦へと向かう可能性もある。勝ちに飢えた助っ人が今度こそ勝利をつかみ取る。
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