西岡 実戦復帰「恐怖心なくなった」

1回阪神無死、中前打を放つ阪神・西岡剛=鳴尾浜(撮影・飯室逸平)
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 右肘内側側副靱帯(じんたい)損傷から復活を目指す阪神の西岡剛内野手が18日のウエスタン・ソフトバンク戦(鳴尾浜)に1番・DHで先発出場。初回の第1打席でソフトバンク先発・帆足の135キロをライナー性で中前へはじき返した。

 出場は1打席のみだったが、打者・ペレスの打席で盗塁を試みるなど1軍復帰へ向け、順調な回復ぶりを見せた。

 西岡「4カ月ぶりにしては満足している。ファーストストライクをすごく意識していた。打つことへの恐怖心はこの1打席でなくなった」

 完治に至らない患部の状態を考慮し、スイングに支障のある右打席の実戦復帰はまだ先と思われた。それでも古屋英夫2軍監督が前日17日に「大丈夫じゃないだろうけど(本人が)行く、と。右打席でも立ちたいと言っている」と話していたように、西岡の志願で強行出場。4カ月ぶりの実戦、その初打席で結果を出して見せた。

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