江越ダイビングキャッチも打撃に壁

 「阪神0-5ヤクルト」(2日、甲子園)

 名古屋で脚光を浴びた阪神・江越が甲子園で沈黙した。この夜は4打席快音が響かず、今カード3連戦は12打数無安打。ブレークが期待される大型新人が大きな壁にぶち当たった。

 「自分から打ちにいってしまったので…。もっと引きつけて打たないといけませんでした」。7回無失点の山中の前に仕事をさせてもらえず、試合後は反省の弁が口を突いた。

 前カードの中日2連戦で計6打数3安打、1本塁打4打点と爆発した。和田監督は「ナゴヤドームで打っていたから、相当警戒しながらの投球だったと思う」と、敵軍の包囲網が厳しくなっていたことを指摘。前夜3打席連続3球三振を喫した江越に「1軍とはそういうところ」と奮起を促していたが、名古屋の再現はならなかった。

 試合前、江越は指揮官から約10分間の打撃指導を受けたが、これも奏功せず。八回に三輪の浅い中飛をダイビングで好捕するなど守備では魅せたが、長距離砲の魅力は最後まで発揮できなかった。

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