マートン賛成 本塁の危険激突禁止ルール

 阪神のマット・マートン外野手(33)が17日、選手会総会の決定を歓迎した。大リーグで今季より導入されている「本塁上での危険な激突を禁止する」ルール。NPBは来季からの導入を検討しており、選手会は賛成することを決めた。無用なタックルを禁止するとともに、捕手もホームベースの一部を空けることになる。

 マートンは「その考えには賛成したいと思う。ファンも衝突を期待しているのかどうか分からない。自分としてはそう(本塁上でのタックル)したいわけじゃない。ルールで決めてもらえれば、従ってプレーしたい」と話した。

 今季は5月13日のヤクルト戦で本塁突入の際に、西田を突き飛ばし、両軍ベンチが飛び出し一色触発の不穏な雰囲気になった。過去にも一昨年には5月のヤクルト戦で本塁突入した際に激突した田中雅が鎖骨骨折の大けがに見舞われた。同年9月には同じく激突した際に相川ともみ合いになり退場を宣告されたこともあった。

 これらのプレーもマートン自身は望んで行っていたわけではないと主張。明確にルール化されれば、無用な衝突は避けられるはずだと説明する。

 「ホームプレート上での接触プレーがなくなれば、走者のケガもなくなると思う」

 来季からのルール化を強く望んでいた。

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