歳内壊した…点差広げる1回2失点

 「阪神0-3中日」(7日、倉敷)

 ゼロで帰ってくることが使命だったが、逆に傷口を広げてしまった。0-1の八回から阪神・歳内が登板。しかし、先頭・荒木の左中間二塁打から1死三塁とされ、ルナの右犠飛で失点。さらに2死から大島の左前打と二盗で再びピンチを背負い、続く藤井の左前打で決定的な3点目を奪われた。

 年に一度の倉敷で、ファンの期待を裏切る結果に「先頭を出して、そこが一番ダメ。そこを抑えていれば」と険しい表情。荒木への甘く入った変化球を悔やんだ。1点差のままなら逆転の可能性も十分あっただけに、和田監督は「そこが踏ん張ればな」と、ため息をついた。

 6月14日に昇格すると、前回登板の2日・ヤクルト戦で2回無失点と好投するなど、この試合前までの4試合で防御率1・23。信頼を徐々に得ようとしていた中での背信だった。ただ、時計の針は戻らない。再び一からやり直すしかない。

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