甲子園に“歳内シート”1軍定着で実現

 阪神・歳内宏明投手(21)が6日、福島市で行われた東日本大震災復興支援事業のイベントに参加した。福島・聖光学院出身の右腕は、福島県の子供たちのため、甲子園に“歳内シート”を設ける考えを明かした。

 歳内自身が被災者だからこそ、福島への思いも強い。聖光学院3年時に起きた東日本大震災。学校や寮も被災し、歳内は支援物資の運搬などをしたこともあった。「(震災のことは)節目節目に考えますね」という。

 だからこそ、何かをしたいという思いは強い。子供たちを招待する“歳内シート”について「できるといいですね。1年間1軍でいるという自信がついてから」と思い描いている。今季は13試合に登板し、防御率6・75。プロ初勝利は手にしたが、投手としては「まだまだです」という。だが1軍に定着した時には、実現させるつもりだ。

 来季の新たな目標ができた。飛躍して、福島の子供たちを聖地に招待する。

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