福原6連投でリーグトップ20H 

 「阪神6-2DeNA」(28日、甲子園)

 終盤の大事な局面を任せられるのは、やはりベテランだ。阪神・福原が、八回に2番手で登板し、1回を1安打無失点。リーグトップの20ホールドをマークした。

 3点リードの場面で、6試合連続のマウンド。先頭のバルディリスに左前安打を打たれたが、続く倉本を投ゴロに打ち取り、代打の飛雄馬と後藤を連続三振に仕留めた。

 無失点だったが、走者を許したこともあって「しっかり3人で終われるようにしないと」と福原。それでも後輩の藤浪が白星をゲットし、「晋太郎(藤浪)に勝ちが付いて良かった」と笑みを浮かべた。

 ホールド数も20に到達し、42ホールドポイントで最優秀中継ぎ投手に輝いた昨季に続いて、タイトルを狙える位置につけている。しかも今季は、ここまで30試合で防御率1・01。60試合に登板し防御率4・05だった昨季と比べて抜群の安定感を誇る。

 今年は、キャンプ終盤に右足内転筋を痛めて離脱した。開幕こそ間に合わなかったが、4月4日に1軍復帰後は、セットアッパーなどの役割を担い、フル回転している。通算101ホールドは、球団史上3位の藤川(102)にあと1と迫る数字。百戦錬磨のチーム最年長右腕が、連勝の原動力となっている。

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