和田監督熱ゲキで呉昇桓立ち直った
「ヤクルト5-7阪神」(13日、神宮)
気迫がみなぎっていた。阪神は九回から守護神の呉昇桓がマウンドに上がったが、7-5と追い上げられ1死から川端に右翼線二塁打を打たれた直後、判定をめぐって和田監督がベンチから鬼の形相で飛び出した。審判に抗議し、ベンチへ戻る途中、今季初めてマウンドで、投手に奮起を促した。
「頑張れ」。指揮官の熱いゲキが、ストッパーを奮い立たせた。その後は無得点に抑え、連敗を3で止めてみせた。
「(呉昇桓は)高めで勝負するピッチャー。きょうは球がいってなかったけど、それでも何とかすることができる。十分に抑えられる」。もちろん信頼感が揺らぐことはない。そこには、指揮官の勝利への執念と熱い思いがぎっしり詰まっていた。
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