西岡、昨年手術の右肘違和感で欠場…
阪神・西岡剛内野手(30)が右肘の違和感を訴えて、12日のヤクルト戦(甲子園)を欠場した。
異変が起こったのだろうか。試合前の球場。練習するナインの中に、西岡の姿はなかった。ヤクルト戦のスタメンからもその名前が消えた。
和田監督が、状況を説明した。「(右肘の)状態が良くない。気にしながらやっていた。疲れもたまっていたんじゃないかな」。右肘は、昨年11月に手術した箇所。本人も首脳陣も慎重になるのは当然のことだ。
和田監督によると、この日は室内練習場でトレーニングを行ったという。症状については「何日も休むという感じではない」としたが、様子を見るしかない状況だろう。
打順が6番に下がった11日の広島戦で2打数無安打。オープン戦通算では15打数2安打、打率・133だった。11日の試合後に西岡は「打順どうこうより自分の状態。しっかり練習していきます」と話していた。
14日からの関東遠征について和田監督は「(病院で)診てもらってから」と説明。さらに「(開幕は)全く心配していない」と断言した。三塁のレギュラー筆頭候補だった西岡の存在はチームに欠かせない。だからこそ早期の回復を願うしかない。