和田監督、梅野に闘魂ノック403本!

 「阪神春季キャンプ」(12日、宜野座)

 阪神・和田豊監督(52)が12日、2年目の梅野隆太郎捕手(23)に約1時間、403本の熱いノックを浴びせた。どちらかがリタイアするまでと設定された、まさに“真剣勝負”。虎の将が、大きな期待を寄せる今季の正捕手候補に闘魂を注入した。

 熱血ノックはおもむろにスタートした。サブグラウンドで梅野の送球練習を見守った和田監督は、ウインドブレーカーを脱ぎバットを握った。

 「どっちかがへばるまで」と指揮官が設定した真剣勝負。「オイ!」と声をかけ右に左に揺さぶり、強いゴロ、ライナーも打った。「何とか負けないように」と背番号44は必死にボールに跳びつき、捕球した。途中で梅野が水分を補給した以外はほとんどぶっ続けで行われ、ユニホームは泥だらけになった。

 約1時間。捕球は300本だったが、指揮官が打った本数は403本。監督就任以来最多かと聞かれると「そうかもしれんな。(手の皮が)ベロンベロンになった」と苦笑い。「あいつは強いな。(勝負は)痛み分けだ」と若虎の頑丈な体には目を細めた。

 奮起を促したかった。1年目の昨季は92試合に出場したが、終盤は息切れした。シーズンを通してプレーするには、体力、気力ともに足りなかった。和田監督は「(必要なのは)執念だよ」と言う。だからこそ、自らが握ったバットで闘魂を注入した。

 正捕手候補と認めるからこそ、求めるレベルは高い。「優先順位としては守備をしっかりということ。やることは多いけど、一つずつ課題をクリアしてほしい」と熱いゲキも飛ばした。

 指揮官の思いは梅野も十分、分かっていた。「1球1球、一生懸命やりました。精神的な強さは、こういうところで付けないといけない。すごく中身の濃いノックだったと思います」と感謝した。

 11日の日本ハムとの練習試合で若手に苦言を呈し「練習あるのみ」と語っていた和田監督。まずは2年目捕手に、熱いノックで気合を入れた。

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