良太Wイメチェン!調整法&肉体変える

 阪神・新井良太内野手(31)が21日、大阪市内で開催されたイベント「クリスマスプレミアムパーティー2014」に参加。シーズン途中に腰部を痛めた影響で、調整方法と肉体の「モデルチェンジ」を決意したことを明かした。同イベントには藤井、梅野、松田も参加。クイズなどでファンとの交流をはかった。

 良太はドレスアップしたタイガース女子を悲しませなかった。クリスマスイブのご予定は?司会者から意地悪な質問が飛んだが、「イブは腰の治療で岐阜にいます!」とハキハキと返答。今オフ定期的に通う治療院に触れ、リハビリに専念している現状を明かした。

 例年とはシーズンへ向かうプロセスを変えている。イベント前に明かしたのは(1)腹六分目調整と(2)ランニング中心の肉体強化、だ。8月末に腰痛を発症し、レギュラーシーズンは78試合の出場にとどまった。なるべく腰部の負担を軽減するため調整法を変えざるを得なかった…が本音だが、前向きに捉える。

 「体を絞っているから去年のオフより4キロくらい細い。今は目いっぱい食べずに、腹六分目くらいにしている。痩せたでしょ」と頬をさすった。さらに、これまで毎オフの風物詩だったウエートトレーニングを自重。「スクワットも重いものを担げるわけじゃないので。今年は新たに…走ります」と、イメチェンの決意を明かした。

 現在は93キロで昨オフの同時期と比べて4キロ減という。体重が減れば単純にパワー低下のマイナス面が案じられるが、「まったくトレーニングしないわけじゃないので。そこは何とかする」と、期待される持ち味を消さない計算を立てながら復活ロードを歩んでいる。

 来季はポジションを争う立場だ。調整法の刷新は勇気のいることだが「そうしなさいと言われていると捉えて、変わるチャンスだと思ってやる」。この日はイベント前に鳴尾浜で約1時間、腰回りの筋力強化に取り組んだ。今月上旬から甲子園の室内で打撃練習を始め、「怖さがあった」守備練習も再開している。「過程?バッチリです」。100キロ超で筋骨隆々だった昨年までの姿はない。新たなチャレンジが「ケガの功名」になればいい。

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