中島争奪戦、虎「一番の条件」再提示へ

 阪神が獲得を目指している前アスレチックス3A・中島裕之内野手(32)に対し、近日中に条件を再提示することが19日、分かった。すでに代理人サイドには総額「4年12億円」の条件を提示していたが、阪神を含めて国内5球団による争奪戦に発展してきたことから再検討。今オフの最重要課題となる中島獲得へ、最大限の条件を提示する。

 代理人が辣腕(らつわん)で知られるスコット・ボラス氏に変更となったことで、中島争奪戦がより一層、激しくなった。ここにきて古巣の西武だけでなく、中日、DeNAが獲得に乗り出し、オリックスも参戦を本格的に検討していることが判明した。

 当初は西武と一騎打ちと見られていたが、情勢は混沌(こんとん)。球団幹部は「他球団の情報に不透明な部分があるので」と明かした。争奪戦に敗れれば、目立った補強もなく来季、巨人に立ち向かっていかなければならない。チームを活性化し、王者を越えるためにも中島は必要な存在-。だからこそ他球団に負けない条件を再提示する方針だ。

 一両日中にも代理人サイドへ新たな条件を提示する予定。「ウチとしては一番の条件を出さないといけない」と同幹部は語る。

 阪神は、中島がマイナーで苦しんでいた昨年から調査を続けてきた。チームとしても今オフ、新井が退団。鳥谷は海外FA権を行使してメジャー挑戦を視野に入れている。クリーンアップを打てる存在が2枚も欠ける可能性が出てきた中、中島の存在は貴重だ。

 特に重圧がかかる猛虎打線の中軸は若手で補うことがなかなか難しいポジション。西武で中軸を張り、国際大会で実績を残してきた経験値は大きい。ここ数年、野手の補強に成功した球団がセ・パともに隆盛を極めている。チーム内の競争を激化し、新たな風を吹かせられる存在が優勝チームの起爆剤となってきた。

 だからこそ、今オフは中島の獲得が最優先課題。来季は球団創設80周年となり、記念すべき年にふさわしい結果が求められる。05年以来、10年ぶりのリーグ制覇へ-。他球団には負けない、最大限の条件を中島サイドへ提示する。

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