和田虎、散発4安打…最下位の燕に完敗

 「阪神1‐8ヤクルト」(31日、甲子園)

 最下位の燕に苦杯をなめた。終盤は相手打線の猛攻に遭い、猛虎は沈黙を続ける。阪神・和田監督の「もう終わってしまったこと。そんなの振り返っても仕方がない」という言葉が、むなしく響いた。

 あえて試合を振り返るならば、初回に能見が2点を失った後、指揮官をして「手も足も出ないという感じではなかった」という相手先発・村中を打ちあぐねたことが大きい。

 和田監督は「タイミングを外されて、芯も外されていた。それが1、2、3打席と合ってくればいいんだけど、同じことを繰り返していた」と話し、関川打撃コーチも「打つべき球をファウルにしていた。前に飛ばなければ厳しい」と嘆く。

 この3連戦、すべてで先制点を許した。指揮官が「ちょっと重苦しい中で野球をさせてしまっている」と話すとおり、難しい試合展開を強いられてはいるが、敵の状態を考えればはね返せる力強さも欲しいところだ。

 そして終盤にはミスも出る。七回2死から投手の村中に中前打を許すと、続く山田にフルカウントから投じたチェンジアップを捕手・梅野が後逸(記録は暴投)し、スタートを切っていた一走・村中は三塁を陥れる。谷内には甘く入ったフォークを中前へ運ばれ、重い重い3点目を献上した。

 梅野は「ワンバウンドを後ろにそらして、それもあって(谷内に)フォークを打たれた。気をつけないといけないのは、そこです」と視線を落とす。

 七回裏の攻撃に期待を膨らませた虎党の多くが、3点目を失った瞬間にジェット風船と希望を手放した。それは声なき声。「明日からどうするかをしっかりと考えたい」と和田監督。巨人、広島と計12試合を戦う勝負の8月を迎える。首位・巨人はまだ3ゲーム差の射程圏内。昨年とは違う姿で、熱い戦いをファンに示したい。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

阪神最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(阪神)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス