掛布DC、北條へ“過去との決別”指令
2013年11月10日
通常メニュー終了後の特打で、打撃ケージの後ろではなく、真横に構え、そのスイングに目を凝らした。
光星学院では2年春から4季連続甲子園出場。3年夏には4本塁打を放った。そのなかでも準決勝の東海大甲府戦で放った2打席連続のバックスクリーン弾は鮮烈だった。だが、プロ1年目の今年は1軍出場なし。ウエスタンでも打率・199、1本塁打、20打点だった。掛布DCの訓示は、高校までの、過去の栄光にサヨナラすること、だった。
特大弾の残像を追い掛けたままではプロでは通用しない。説いたのは現実論だ。「7キロくらいやせたというからね。体を大きくすることは大事。ある程度大きくしないと、1年間戦えない。ぽっちゃりしているくらいのほうがいいんだ」。本塁打を打つための増量指令ではない。プロで、1軍で、レギュラーで、1年間戦える体をつくりなさい。ボールを遠くへ飛ばすことよりも、まず目指すべきものがある。
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