ドラ3陽川は“因縁”のG倒宣言
「プロ野球ドラフト会議」(24日、グランドプリンス新高輪)
阪神3位指名の陽川尚将内野手(22)=東農大=は、巨人への“恩返し”を誓った。
東京都世田谷区の同大で会見。金光大阪の主砲だった4年前、巨人から育成3位指名されたが大学進学の道を選んだ。その巨人が今度は宿敵となる。
「この4年間しっかりとやってきた。(指名を拒否したことに)後悔はないです。巨人戦では、相手としてしっかり自分の力を見せたい」
当時から体重は5キロ増え、戦国東都で史上最多となる通算109安打を記録。2部のため参考記録だが、堂々の成績で再び指名を受けた。
阪神とは相思相愛の関係だ。大阪出身で、元阪神の今岡誠があこがれだった。「目標は開幕1軍。中軸を打った(今岡の)勝負強さを自分も見せたい」。幼少期には赤星の下敷きを使うなど、身も心もタテジマ色の男だ。
強肩も売りで、大型三塁手として期待がかかる。会見では早速、掛布GM付育成&打撃コーディネーターに弟子入りを志願した。
「どうしたら逆方向に強い打球を打てるのか聞いてみたい」
1年秋から全試合にフルイニング出場してきた体の強さを兼ね備え、2部の星が甲子園で輝く。
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