遼馬11戦連続0封!圧巻3者連続K

 「広島0-1阪神」(8日、マツダ)

 総力戦でもぎ取った1勝。その中でも強烈な存在感を放った。阪神・松田が3者連続三振で1回無失点。これでプロ初登板となった7月13日のDeNA戦から11試合連続、12イニングを無失点だ。

 0‐0の七回に2番手として登板。1点も与えられない場面だったが、19歳の若武者に縮こまった様子はない。「いつも通りいくことを心掛けた」。マウンド上で持てる力を存分に表現した。

 先頭の代打・安部は直球とスライダーを織り交ぜて、真ん中高めのスライダーを振らせて空振り三振を奪った。丸には一転して直球だけで攻めて、最後はこの日最速の149キロで見逃し三振。続く菊池もスライダーを見せ球にして、直球でカウントを稼ぎ、真ん中高めの145キロで空振り三振に仕留めた。

 「思い切り腕を振れたと思う」。圧巻の14球で7月31日の中日戦以来、プロ2度目の1イニング3者連続三振。これで初めて奪三振数が投球回数を上回った。

 1軍デビューから1カ月足らずで、勝利の方程式に組み込まれている右腕。8月の7試合中4試合に登板しているが、疲労感よりも充実感が上回っている。

 「疲れているとか言っている場合じゃない。投げさせてもらえるところで一生懸命やるだけなんで」。安藤、福原ら経験豊富なベテラン救援陣の中で、存在感が際立つ2年目の背番号56。0行進もまだまだ止まりそうにない。

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