安藤をOP戦残り5試合で1軍テスト

 阪神の中西清起投手コーチ(50)が18日、2軍調整中の安藤優也投手(35)をオープン戦残り5試合でテストする考えを明かした。

 神宮で行われたヤクルト戦で鶴、加藤と中継ぎ陣がしっかりと結果を残した。守護神・久保、セットアッパー・福原につなぐ“七回の男”。中西コーチは「鶴、加藤、もう1人、ベテランがおるやろ。安藤をテストしないといけない」と明言した。16日の教育リーグ・中日戦で初登板した右腕を、残り5試合で1軍テストする方針だ。

 リリーフ投手の開幕1軍枠は最大で7人。久保、福原、鶴、加藤は決定的で、残り3枠を川崎、藤原、二神、そして安藤らで争うことになる。

 本番の舞台で2回を無失点に抑えた鶴は「風もあったし、状況的にも緊迫していたので、ゾーンを低く意識した」と粘り強くボールを低めに集めた。1回無失点のベテラン・加藤も「マウンドが去年と違って硬かったけど、対応できた」と言う。両者に続く中継ぎの柱として、03年にセットアッパーとしてリーグ制覇に貢献した安藤にかかる期待は大きい。

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