鬼の平田ブチギレ“休日返上特守”発令
「教育リーグ、中日9-1阪神」(18日、ナゴヤ)
阪神・平田2軍監督が、ミスを連発した若虎にカミナリを落とした。三塁・中谷と遊撃・西田が計3失策と投手陣の足を引っ張り、9失点(自責点2)大敗。指揮官は19日の休日を召し上げ、内野陣に“特守の刑”を言い渡した。
初回無死一塁で森越の平凡な三ゴロを、中谷が一塁へとんでもない悪送球。二、三塁として2失点を誘発した。七回には2死一、二塁で西田が宋相勲の遊ゴロを二塁に悪送球。チェンジとなるところが2死満塁となり、続く福田の三ゴロを中谷が一塁に悪送球して2者が生還。この回5失点の惨状を招いた。
大雨と強風の中での試合だったが、平田2軍監督は「そんなん関係ない。これが実力」とピシャリ。「内野陣は明日、休日返上でやらせる。休日なんて(2軍の選手には)最初からないんやけど。下手はやるしかない」と声を荒らげた。
15日からの中日4連戦で計6失策。フィルダースチョイスやパスボールもあった。「それにしても、お粗末」と、指揮官は最後まで怒り心頭だった。
