ハブ捕って牛乳代に!徳田が新弟子検査

 猛毒を持つハブを売って牛乳代にしていたという、鹿児島県徳之島町出身の徳田龍太郎(15)が夏場所で武蔵川部屋から新弟子検査を受ける。15日に東京都江戸川区の武蔵川部屋で稽古をした徳田は「(ハブは)小学校4年生から捕ってます。牛乳代稼ぎです」と言い切った。

 中卒としては超ビッグな190センチ、125キロもうなずける。昨年8月の全国中学生相撲選手権大会で準優勝。惜しくも中学横綱は逃したが、その肉体の秘密はハブにあった。

 「学校の裏とかに出て、ハブ捕り棒で、首根っこを押さえるんです」

 生きたまま役場に持っていくと1匹3000円で買い取ってくれる。それをそのまま父・利光さん(43)に渡す。そのお金で買った牛乳を「毎日5リットル飲んでました」という。「雨の日とか、蒸し蒸しした日によく出るんです。多いときは一日で3匹になる」。

 趣味は闘牛。親戚が闘牛を飼っていて、中学生のときから稽古をしてきた。徳田も自分の闘牛を持っている。ホームシックになるときは闘牛の動画を見ているという。

 高校進学の誘いもあったが、「3年間、学校のためじゃなく自分のために使いたい」と、以前から声をかけてくれていた武蔵川親方(元横綱武蔵丸)のもとでプロ入りを決意。第46代横綱朝潮も徳之島出身。夢はでっかく「朝潮さんを超えたいです」。中学で果たせなかった横綱の夢をプロで追いかける。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(相撲)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス