なでしこ 弱点のヘディングを猛特訓

 「サッカー女子日本代表合宿」(21日、石垣市内)

 リオデジャネイロ五輪を目指すサッカー女子日本代表なでしこジャパンは21日、沖縄県石垣市内で合宿4日目の練習を行った。

 選手はウオーミングアップを終えると、2人組でダイビングヘッドの練習。さらに1対1の対応、ゲーム形式と、約30分間をヘディングの練習に充てた。佐々木則夫監督(57)は「クロスボールが上がったときの判断力を高めたい。サイドからの失点が多いので」と説明。15年カナダW杯やアルガルベ杯などの映像も見せ、修正点を選手に徹底させた。

 「これまで危険なシーンが多かった」とDF岩清水。現在、日本代表はGKを除くと173センチのDF熊谷が最高で、150センチ台の選手も多く、高さの対応が大きな課題。前日の練習試合に続き、本番を意識した練習の中で弱点を克服していく。

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