Ｊリーグ特任理事の元日本代表・小野伸二氏（４４）が２８日、味の素スタジアムで開催されたイベント「Ｊリーグ×小野伸二　スマイルフットボールツアー　ｆｏｒ　ａ　Ｓｕｓｔａｉｎａｂｌｅ　Ｆｕｔｕｒｅ　ｓｕｐｐｏｒｔｅｄ　ｂｙ明治安田」に北澤豪氏と参加し、小学生の男女１２８人を対象に「サッカー教室」を開いた。

　約１時間にわたって、ドリブル、パス練習などの基本トレーニングやミニゲームを実施。小野氏は「ナイスナイス！」「非常に皆さん上手です」などと、優しく声かけをしながら子どもたちに指導した。見本を見せる際にはリフティングでボールを背中に乗せたり、ミニゲームでヒールパスを披露。華麗なテクニックに子どもたちは目を輝かせていた。

　小野氏は「一つ一つのセッションをみんなが真面目に取り組んでくれたのがすごくうれしかったです。今日帰って、お父さんやお母さんに『今日よかったな。もっとサッカーうまくなりたいな、サッカー楽しかったな』って思ってもらえるような会話があったら」と期待を寄せた。

　また、サッカー教室後には気候アクションについてのトークセッションを実施。３０度近い気温の中、汗を流した子どもたちと環境問題について考えた。小野氏は「少しでも多くの人にサッカーの楽しさも含めて、環境のことを伝えていきたいと思いました」と話した。

　同イベントは明治安田生命協賛のもと、全２０回の開催が予定されている。