天皇杯2回戦各地で番狂わせ続出!福島県1部・いわきFCがJ1から大金星

 「天皇杯・2回戦、札幌2-5いわきFC」(21日、札幌厚別公園競技場)

 2回戦が行われ、初戦のJ1勢でFC東京、札幌、仙台、甲府が姿を消した。FC東京はJ3の長野に対し、1-1からのPK戦に4-5で敗れた。札幌は初出場のいわきFC(福島)に延長の末、2-5で苦杯。仙台は筑波大(茨城)に逆転負けし、甲府はJFLのヴァンラーレ八戸(青森)に競り負けた。2連覇を狙う鹿島はJFLのマルヤス岡崎(愛知)に5-0で大勝した。

 将来のJリーグ入りを目指すいわきFCが大金星だ。J1の札幌を延長で振り切った。福島県1部の初出場チームの快挙にも、田村監督は「番狂わせじゃない」と言う。「おまえたちは厳しい練習も、仕事もこなしている。やれる」との激励に、選手が応えた。

 スポーツブランド「アンダーアーマー」を展開する株式会社ドームの後押しを受け、フロントにも湘南で社長などを歴任した大倉智氏らがそろう。選手は同社関連施設で働くアマチュアだが、ジムなどの設備は充実し、トレーニング内容や栄養面も管理される。大倉氏が「現在地が分かる試合」と位置づけた一戦を制し、ダークホースに名乗りを上げた。

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